【売り場の装飾・ディスプレイ】春・夏の売り場を彩る季節の飾り付けのコツをご紹介
春なら桜、夏なら向日葵や海、秋なら紅葉、冬なら雪やクリスマス…。
売り場のディスプレイや装飾に欠かせないのが、季節感ですよね。
今回は、売り場のディスプレイに季節演出を加えるコツとアイテムを、春と夏それぞれの季節でご紹介していきます!
1.春の売り場ディスプレイの季節演出について
春の季節演出を大別すると、
メインの「桜」か「桜以外(菜の花・いちごなど)」の二つに分けることが出来ると思います。
桜の売り場ディスプレイ
日本の春の象徴として「桜」は、季節演出が簡単で、多くの人が春=桜のイメージを持っていることから、大枝のスプレーや春のタペストリー、立木などアイキャッチになるアイテムを展開するだけでも、それなりに春っぽさが演出できます。
ですが、担当者がオススメするのは、下記展開例のようにガーランド、スプレー、シダレ、立木、提灯など多くのアイテムを使い、売り場を桜で包み込むようなディスプレイ・飾り付けです。
桜の展開例
というのも、日本三大桜の名所として知られる弘前公園や吉野山などの有名な桜の名所は、
いわゆる桜並木・桜トンネルとなっていることが殆どで、数千・数万の桜を楽しむのが桜というもの。
ワンポイントでも季節感の演出は出来ますが、
新生活や入学式、新たなスタートを想起させる活気ある演出をすることで、
お客様の購買意欲をかきたてるのがポイントになります。
桜の売り場のオススメアイテム
桜以外(菜の花・いちごなど)の売り場ディスプレイ
桜以外の春の売り場ディスプレイとして、メジャーなのが菜の花やいちご。
野菜や果物、いわゆる「旬」の演出を行うのに使われる装飾です。
菜の花は春キャベツ等の緑色と相性が良く、菜の花の黄色が売り場を明るく彩り、旬の食材の購入意欲を引き立てます。
また、いちごの装飾に関しては、いちご・青果売り場だけではなく、お菓子や飲料売り場でもつかるアイテムになります。
菜の花・いちごのオススメアイテム
2.夏の売り場ディスプレイの季節演出について
夏の季節演出を大別すると、以下に大別できます。
【初夏】・若葉(新緑) ・アジサイ
【盛夏】・ひまわり ・マリン ・ハイビスカス、ヤシ
若葉の売り場ディスプレイ
春~夏まで長期間展開できる装飾です。
ゴールデンウイークなどの長期休暇・行楽シーズンに合わせて、
気持ちの良い雰囲気を出すのにオススメです。
使いやすい半面、季節感はそこまで演出できないので、
売り場全体を若葉で演出するというより、特定の売り場に使うのがオススメのアイテムです。
オススメアイテム
アジサイの売り場ディスプレイ
じとじとと雨の多い梅雨の時期に使いやすい装飾です。
レイングッズや湿気防止対策にオススメです。
こちらも若葉同様、ワンポイントや特定の売り場での使用がベストです。
アジサイのオススメアイテム
ひまわりの売り場ディスプレイ
ボリュームのあるひまわりの装飾は一目見れば「夏」ということをお客様に認識できるアイテムになります。
夏の期間中ずっと展開できるので、売場飾りに最適です。
特に上記展開例のように、連続展開をすることで、売り場を明るくし、夏っぽさを演出できます。
楽しい夏休みの演出に、お菓子売り場やおもちゃ売り場に使うのもオススメです。
ひまわりのオススメアイテム
マリンの売り場ディスプレイ
海のイメージを想起させるマリンアイテムは、組み合わせ次第でディスプレイの幅広がります。
涼しげな印象を与えることで、アイスクリームやビール、冷やしメニューなど夏の定番食品の購入意欲を引き立てることができます。
マリンのオススメアイテム
ハイビスカス、ヤシの売り場ディスプレイ
レジャー気分を引き立てるのがハイビスカス、ヤシの売り場ディスプレイです。
カラフルなハイビスカスのガーランドや大きなヤシの立木は、店内でも目立つアイテムです。
水着コーナーやリゾートアイテムコーナー、旅行代理店のカウンターなどに飾ることで、南国の夏を華やかに演出できます。
ハイビスカス、ヤシのオススメアイテム